チョコレートを食べると虫歯になるのは嘘?リスクをわかりやすく解説

「チョコレートを食べると虫歯になる」という話をよく聞く方もいるのではないでしょうか。

特にお子様がいる家庭の方は、他のお菓子と比べてどうなのか疑問に思う方も多いでしょう。また、職場のお供としてチョコレートをよく食べる方も気になるところですよね。

そこでこの記事では、

  • チョコレートを食べると虫歯になる?
  • そもそも虫歯の原因
  • 虫歯の予防法
  • 虫歯になりにくいチョコレートとは?

などをご紹介します。
ぜひ、参考にしてください!

チョコレートを食べると虫歯になる?

結論から言うと、チョコレートから虫歯になる可能性があります。
チョコレートを長い間食べていたり、食べたあと歯磨きをしなかったりすると、さらになる確率が高まってしまうでしょう。

しかし、チョコレートが特別に虫歯になりやすいと言うわけではありません。チョコレートだけでなく、糖の入っている甘いお菓子はすべて虫歯になる可能性があります。

特に、キャラメルや飴などは注意が必要になります。甘いだけでなく、柔らかくて歯に付きやすいものや、口の中に長い間入れておくものは、虫歯になる確率が高まるからです。

チョコレートやキャラメルなど、甘いお菓子には砂糖が多く使われています。
虫歯の原因になるため、チョコレートに関わらず、糖が長期間お口に入っている状況は避けたいものです。

そもそも虫歯の原因

虫歯の原因となるのは、ミュータンス菌です。この菌は、歯の表面についた歯垢(プラーク)に棲みつき、糖分を栄養にして酸を出します。この酸が歯を溶かし、穴が空いてしまった状態が虫歯です。

そのため、砂糖が入った甘いお菓子を食べると、ミュータンス菌が活発になり虫歯の原因になります。酸が歯の表面のエナメル質を溶かし、その部分に穴をあけることによって虫歯が進行します。

虫歯はいきなり穴があき痛みが伴うというわけではありません。徐々に歯が溶けて進行するので、毎日のケアをしっかり行えば症状の進行を食い止めることができます。

▼虫歯の段階について詳しく知りたい方はこちら▼

>>【早期治療がカギ】虫歯には段階がある?進行状況別に治療を内容を紹介

虫歯にならないための3つの予防法

虫歯の原因をお伝えしました。
次に、虫歯にならないための3つの予防法をご紹介します。

  1. 丁寧な歯磨き
  2. 長い間口にの中に食べ物を入れない
  3. 定期検診

【予防法1】丁寧な歯磨き

毎日丁寧に歯磨きをすることによって、口の汚れを落として清潔に保つことが大切です。

虫歯の原因であるミュータンス菌が酸を出さないよう、歯垢(プラーク)を落としましょう。食べカスを口に残さなければ、歯が溶け出すのを抑えられます。

1回1回丁寧にブラッシングするのが大切ですが、特に意識したいのが夜の歯磨きです。
寝ている間は唾液の分泌量が減り、再石灰化が起こりにくくなるので虫歯のリスクが上がります。

夜はいつも以上に丁寧に歯磨きを行いましょう
また、お子さんには仕上げ磨きしてあげることで、虫歯の予防につながります。

他にも、食後やおやつを食べた後は必ず歯磨きをするという習慣にすると、虫歯にかかる確率を下げることができます。

▼歯磨きのタイミングについて詳しい解説が気になる方はこちら▼

>>歯磨きするタイミングはいつがいいの?お口の健康を保つブラッシングの習慣とは

【予防法2】長い時間口の中に食べ物を入れない

2つ目の予防法は、長時間口の中に食べ物を入れないことです。
食べ物が口に入っていると、虫歯菌が糖分を餌にして酸を出してしまいます。

口の中に食べ物がある時間が長いほど酸が出やすくなり、その分虫歯のリスクも高まるのです。そのため、長い時間口の中に食べ物を入れないことを意識しましょう。

特に甘いものや食べ物を頻繁に食べたがるお子様には要注意です。親御様がしっかりと管理して、長い時間食べ続けることがないようにしてあげることで、虫歯にかかる確率を抑えられます。

【予防法3】定期検診

お口のトラブルを見逃さないために、定期検診もご活用ください。
初期虫歯の状態では痛みもなく歯が濁る程度なので、気づかない方も多いです。

しかし、初期の段階で虫歯に気づけば、歯を削ることなく治療することも可能になります。
この段階で気づくために、歯科医院をぜひ活用してください。

定期検診ではお口の状態チェックのほか、自分では取りきれなかった歯垢(プラーク)や汚れの除去や、個人に合ったブラッシング指導も行います。

また、他のトラブルの早期発見にもつながるので、3ヶ月に1回程度定期検診にお越しください。

▼初期の虫歯について詳しく知りたい方はこちら▼

>>虫歯は初期のうちなら削らず治療できる可能性も!悪化させない方法も解説

虫歯になりにくいチョコレートとは?

チョコレートの中には市販の普通のものよりも虫歯になりにくいタイプがあるのをご存知ですか?

それはカカオの含有量が高く、砂糖が少ないタイプのチョコレートです。
虫歯の直接的な原因は砂糖です。つまり、カカオの含有率が高く砂糖が少ないものほど、虫歯になりにくくなります。

また、カカオポリフェノールには、虫歯になりにくいという報告もあるので、チョコ好きの方はカカオが多いものを選びましょう。

他にも、歯科専売として販売されている、キシリトール入りのチョコレートも虫歯になりにくいです。キシリトールは甘味料で、砂糖ではないため虫歯菌が酸を作ることができません。

虫歯は早期発見が大切

チョコレートを食べると虫歯になるのか、主な原因や予防法などをご紹介しました。
虫歯は、気づかずに放っておくと手遅れになることもあります。

日頃からきちんと予防をして、異変があれば早めに気づくことが大切です。
もし少しでも不安な方や、いつもと違う小さな違和感などもあれば、お気軽に歯科医院へご相談ください。

※コラムをご覧いただいた方からのご連絡が増えており、治療が必要な方のお電話が繋がりにくくなっています。

当院での治療を検討していない患者様による、ご質問だけのお電話はお控えください。

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