差し歯の値段を素材別に解説【メリット・デメリットも紹介】

差し歯の値段っていくらくらいだろう」と気になっている方も多いですよね。

差し歯は使用する素材で値段が変わります。また、保険が適用されるかどうかもものによります。

それぞれの素材で特徴が異なるので、自分の目的にあったものを選ぶ必要があります。

この記事では、差し歯の値段について気になる、以下のポイントを解説しています。

  • 保険適用の差し歯の種類
  • 保険適用外の差し歯の種類・値段
  • それぞれの特徴を比較

詳しく解説しますので参考にしてください。

差し歯の値段は素材によって異なる

差し歯の値段は保険適用と保険適用外の素材によって大きく異なります。

保険適用できるものもありますが、見た目や強度があまり良くありません

保険適用外のものは、見た目は非常に良いですが費用が高いです。取れた場合も自費で作り直す必要があります。医院によっては保証期間を設けている場合もあるので確認をしてみましょう。

差し歯は自分の目的に合わせて素材を選びましょう。

 

保険適用の差し歯の種類と値段

保険適用の差し歯の特徴を解説します。

メリットは費用が抑えられることです。

一方で、保険適用外のものと比べると、デメリットは以下の通りです。

  • 見た目が悪い
  • 種類が少ない
  • 耐久性が悪い
  • 隙間ができやすい

保険適用の素材は以下の3つです。

  1. 銀歯
  2. 硬質レジン前装クラウン
  3. CAD/CAM冠

それぞれ解説します。

 

【保険適用の素材1】銀歯

銀歯は金銀パラジウム合金などを使用した全面が銀色の差し歯で、主に奥歯の虫歯治療で使用されます。

メリットは金属なので、保険適用の治療法のなかでは丈夫なことです。強く噛んでも問題なく、衝撃にも強いです。

デメリットは以下の2つです。

  • 見た目が銀色
  • 金属アレルギーになる可能性がある

見た目は銀色なので、非常に目立ってしまいます。また、金属素材を使っているので、アレルギーが出る可能性もあります。

耐久年数は7年ほどとなっています。

 

【保険適用の素材2】硬質レジン前装クラウン

硬質レジン前装クラウンは、中は金銀パラジウム合金などの金属、外側はプラスチックのレジンでできている被せ物です。主に前歯の差し歯で利用されます。

メリットは銀歯よりも見た目が良いことです。

デメリットは以下の3つです。

  • 変色しやすい
  • 金属が見える場合がある
  • 金属アレルギーになる可能性がある

耐久年数は7年ほどですが、3年くらいでレジンに変色がおき、汚く目立ってしまいがちです。

レジンが透けて金属が見える可能性があることにも注意が必要です。

また、可能性が低いですが、金属アレルギーになることもあります。

 

【保険適用の素材3】CAD/CAM冠

CAD/CAM冠は、ハイブリッドレジンブロックを使用して作られた被せ物です。

現在、保険適用の差し歯治療で多く使われています。

メリットは以下の3つです。

  • 金属を使っていない
  • 適度な硬さ
  • 銀歯より見た目が良い

金属を使っていないので、アレルギーの心配がありません。

歯と同じくらいの硬さとなっており、噛んだ時に歯や骨にダメージがかかりにくいです。

見た目も白っぽい仕上がりになります。

 

ただし、金属と比較して素材に厚みが必要なため場合によっては使用できなかったり、外れやすいというデメリットもあります。

耐久年数は約7年となっています。

 

保険適用外の差し歯の種類・値段

保険適用外の差し歯の特徴を解説します。

メリットは以下の2つです。

  • 審美性が高いこと
  • 自然な色で変色もしにくい
  • 変形しにくい

見た目にも差し歯を入れているか分からないほど、自然な仕上がりにすることができます。

また、自然な色で変色もしにくいです。さらに、素材が変形しにくいため、ご自身の歯との間に隙間ができにくく、虫歯の再発がしにくくなります。

デメリットは以下の3つです。

  • 料金が高いこと
  • 割れやすい素材もある
  • 歯科技工士によって質が変わってしまいやすい

保険適用外なので、料金は高くなってしまいがちです。

割れやすかったり、歯科技工士によって質が変わりやすかったりするのもネックです。

以下の素材ごとの特徴や値段を詳しく解説します。

  1. メタルボンド
  2. ジルコニアセラミッククラウン
  3. フルジルコニアクラウン
  4. ゴールドクラウン

 

【保険適用外の素材1】メタルボンド

メタルボンドは中は金属、外側はセラミックでできている被せ物です。

値段は1本8万~15万円となっています。

メリットは力を加えても割れにくいことです。金属を使っていることもあり、比較的丈夫になっています。また、使用される金属は高純度の金合金を用いることが多いです。

デメリットは以下の2つです。

  • 裏から金属が見えることもある
  • 天然の歯より硬いので歯を痛めることもある

裏側から金属部分が見えてしまうことが少しネックです。

また、天然の歯より硬いので、噛む際に歯を痛めることもあります。

耐久年数は約10年となっています。

 

【保険適用外の素材2】ジルコニアセラミッククラウン

ジルコニアセラミッククラウンは、メタルボンドの内側の金属の代わりに白色ジルコニアを使ったものです。

値段は1本10万~20万円となっています。

メリットは以下の2つです。

  • 強度が高い
  • 見た目も良い

ジルコニアは丈夫な素材なので、強度が高いです。奥歯にも利用できる素材です。

メタルボンドと違って見た目も非常に自然な仕上がりになります。

デメリットは天然の歯より硬いことです

噛んだり、衝撃が加わったりすると、歯を痛めることがあります。

耐久年数は約10年となっています。

 

内部リンク: 歯 ジルコニア

 

【保険適用外の素材3】フルジルコニアクラウン

フルジルコニアクラウンは、人工ダイヤモンドであるジルコニアを使って作られた被せ物です。

価格は8〜12万円となっています。

メリットは以下の2つです。

  • 強度が非常に高い
  • 見た目が自然

金属と同等の強度があります。

ジルコニアセラミッククラウンにはやや劣るものの、審美性も高く、自然な仕上がりにすることができます。

デメリットは天然の歯より硬いことです。

噛んだり、衝撃が加わったりすると、歯を痛めることがあります。

耐久年数は約10年となっています。

 

【保険適用外の素材4】ゴールドクラウン

ゴールドクラウンは、金合金や白金加金などの貴金属を使った差し歯です。

1本10万~20万円となっており、主に奥歯で利用されます。

メリットは以下の2つです。

  • 強度が高く丈夫
  • 耐久年数が長い

強度が非常に高く、噛んでも割れることがほとんどありません。保険適用の銀歯よりも高い強度を誇ります。

耐久年数も約20年と長く、長持ちする素材となっています。

デメリットは以下の2つ。

  • 金色なので見た目が悪い
  • 金属アレルギーが出ることがある

金色なので非常に目立ちます。奥歯に使われることが多いので、少し見えにくいですが、会話などをすると見えてしまうのは少しネックです。

また、銀歯よりも可能性は低いですが、まれに金属アレルギーが出てしまうこともあります。

 

保険適用・適用外の差し歯の特徴を比較【値段・メリット・デメリット】

差し歯の特徴を保険適用・適用外ごとに表で比較しました。

保険適用 保険適用外
値段 安い 高い
見た目 悪い 良い
耐久性 短い 長い
種類 少ない 多い

 

保険適用の素材は、安い分見た目が悪くなりやすいです。多く使われているCAD/CAM冠は、白色の素材である程度自然な仕上がりになりますが、時間が経つと変色しやすくなっています。

保険適用外の素材は値段は高いですが、見た目や強度が高いものが多いです。特に審美性が高く、色も変わりにくいので、歯の治療痕がコンプレックスになりにくいです。

見た目を気にするのであれば、保険適用外のものも検討してみましょう。

 

差し歯を入れるなら目的や値段を歯科医院で相談しよう

この記事では、差し歯の値段について気になる、以下のポイントを解説しました。

  • 保険適用の差し歯の種類・値段
  • 保険適用外の差し歯の種類・値段
  • それぞれの特徴を比較

 

保険適用の素材は安く済みますが、見た目に関してはやや劣ります。

見た目を気にするのであれば、費用はかかっても審美性が非常に高い保険適用外のものを検討しましょう。

被せの耐久年数に関してはあくまでも目安です。歯の状態やメインテナンスの有無によって耐久年数は大きく変化します。

どの被せ物をするにしても、定期的なメンテナンスが必須です。2〜3ヶ月に1度は歯科医院で検診を受けるようにしましょう。

※コラムをご覧いただいた方からのご連絡が増えており、治療が必要な方のお電話が繋がりにくくなっています。

当院での治療を検討していない患者様による、ご質問だけのお電話はお控えください。

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