歯科口腔外科

歯科口腔外科とは

歯科口腔外科では、歯や歯ぐき以外にも、顎・舌・口腔粘膜などお口にまつわるさまざまな症状を診療しています。 斜めや横向きに曲がって生えてきたり、歯ぐきに完全に埋もれている親知らずの抜歯など、外科的な処置は歯科口腔外科で行われます。また、転倒して歯が折れた・欠けた、お口の中をケガした時などにも歯科口腔外科で対応可能です。 その他にも、お口の中にできものができた、顎がカクカクするなど、お口の事でご不安な点がありましたら、まずはお問合せください。

親知らずを活かせる歯牙移植

歯牙移植とは、失ってしまった歯の代わりに、別の自分の歯を移植する治療法です。

移植では一般的に親知らずを使います。たとえば重度のむし歯で奥歯を抜くことになってしまった時でも、条件がそろえば、奥歯の後に埋まっている親知らずを移植して、代わりの奥歯にできるのです。また、下の親知らずが抜かれて残っていない場合でも、上の親知らずが残っていれば、上から下への移植もできます。このように移植する歯は、親知らずが使われることが一般的ですが、お口の状態により歯牙移植が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。

上唇小帯の切除も行っています

お子さまの仕上げ磨きをしている際に、上の前歯のスジに歯ブラシがひっかかる、と感じたことはありませんか?

上唇小帯(じょうしんしょうたい)とは、上の唇と歯ぐきをつないでいる筋肉のことです。
2歳頃までは、上唇小帯の幅が太く、前歯の間に入り込んでいることもありますが、大きくなるとともにその幅が細くなり、歯ぐきの方へと移動していきます。しかし、永久歯に生え変わっても上唇小帯がしっかりある場合は、前歯にすき間ができ、歯並びに影響する可能性があります。
そのため前歯の永久歯が生え変わる6~7歳の頃に、上唇小帯を切除することも可能です。気になる方はお気軽にご相談ください。