小児歯科の麻酔は安全?メリット・デメリットや知っておきたい注意点を解説

皆さんこんにちは。
むかえ歯科・小児歯科です。

今回は、「小児歯科の麻酔は安全なの?どんな麻酔を使うの?」という疑問にお答えしていきますね。
お口のトラブルや治療内容によっては、お子様にも麻酔を使用するときがあります。

本記事では、

  • 小児歯科で麻酔を使用するケース
  • 麻酔の種類
  • 実際に麻酔を使用した際に注意していただきたいこと

などをご紹介していきますね。

小児歯科で麻酔を利用するのはどんなとき?

小児歯科で麻酔を使用するときについて紹介していきます。
主に、

  1. 虫歯などの歯の治療をするとき
  2. 乳歯を抜くとき

の2つの場合があります。
ここでは、ケースごとに詳しく解説していきますね。

【麻酔を使用するケース①】虫歯など歯の治療をするとき

まずは、虫歯など歯の治療をするときです。
お口のトラブルが悪化すると、痛みを伴う治療が多くなります。

このような痛みを緩和するために、麻酔を使用します。

▼幼児の虫歯治療に関するコラム▼
>>幼児の虫歯は治療すべき?虫歯予防のためにするべきことは?

【麻酔を使用するケース②】乳歯を抜くとき

続いて乳歯を抜くときです。

不必要な歯は、お子様の歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。
そのため、あえて乳歯を抜くケースも。

歯を抜くときは痛みが伴うため、麻酔を使用します。

▼抜歯をしたほうがよい歯について詳しく解説▼
>>【自宅でOK】乳歯の痛くない抜き方は?歯科医院で抜歯をした方がいいケースも紹介

小児歯科で利用される麻酔の種類

お子様に麻酔を使用するタイミングについてお話しました。

ここでは、小児歯科で利用されている、麻酔の種類についてご紹介していきます。

  1. 局所麻酔
  2. 全身麻酔

主に上記2つについて解説していきますね。

【麻酔の種類①】局所麻酔

局所麻酔とは、治療する箇所だけ痛みを感じないようにするための方法です。

この方法では、注射が使われます。
このとき、歯茎に針を刺すため、痛みを感じるお子様がほとんど。
少しでも負担を減らすため、局所麻酔薬の含まれたゼリーや軟膏を先に塗り、注射の痛みを軽減させます。

【麻酔の種類②】全身麻酔

全身麻酔をすると、効果が続いている間はお子様の意識がなくなります
障がいがあったり、緊急治療が必要なのにどうしても暴れてしまったりするお子様には、全身麻酔を検討することも。

この場合、大学病院での治療になります。

しかし、基本的には使われない、かなりまれな方法です。
歯科医院での麻酔と言えば、「局所麻酔」だと認識していただけるといいでしょう。

小児歯科で麻酔を使う2つのメリット

小児歯科で麻酔を使うと2つのメリットがあります。

  1. 痛みを緩和する
  2. 精神的・身体的負担を和らげる

それぞれのポイントについて詳しく解説していきましょう。

【麻酔を使用するメリット①】痛みを緩和する

麻酔を使用すると治療の痛みを緩和できます。

抜歯や神経の治療などをおこなうときは、痛みが伴うものです。
できるだけお子様の苦痛を和らげるよう、歯科医院では麻酔を利用します。

【麻酔を使用するメリット②】精神的・身体的負担を和らげる

「麻酔を使用すると痛みを和らげる効果が見込まれる」とお話ししました。
そのため、お子様の治療への恐怖を緩和する効果も。

麻酔をするのにも痛みを伴いますが、効いている間は負担を和らげて治療をおこなえます。
治療の痛みが強いことが想定される場合は、麻酔を使うほうが精神的・身体的に負担を和らげられます。

小児歯科で麻酔を使う3つのデメリット

一方、お子様に麻酔を使用することにデメリットもあります。

  1. 麻酔注射の針を刺すときに痛みを伴う
  2. 歯の状況によっては麻酔が効きにくい可能性も
  3. 麻酔をすることで偶発症がでる可能性がある

それぞれの項目について解説していきますね。

【麻酔を使用するデメリット①】麻酔注射の針を刺すときに痛みを伴う

麻酔注射をする際に、痛みを伴います。
注射の痛みを怖がってしまうお子様は少なくありありません。

なお、少しでも麻酔の負担を和らげるために、針を刺す前には「表面麻酔」をします。
これは、該当箇所に局所麻酔薬の含まれたゼリーや軟膏を塗り軽減する方法。
当院では表面麻酔は、大人・子どもに限らず、必ず行います

【麻酔を使用するデメリット②】歯の状況によっては麻酔が効きにくい可能性も

歯の状況によって、麻酔の効果が薄れてしまう場合もあります。

例えば、

  • 歯や歯ぐきの周囲に強い炎症がある
  • 骨が固く麻酔の注射が浸透しにくい部位(下の奥歯、膿が溜まっている部位)

など、局所麻酔が効きにくいこともあります。

お子様の状況にあった治療方法を検討しますので、お困りの方はお近くの歯科医院へご相談くださいね。

【麻酔を使用するデメリット③】麻酔をすることで偶発症がでる可能性がある

麻酔を使用することで、まれに偶発症が出る可能性があります。

例えば、

  • 過呼吸
  • 局所麻酔薬アレルギー
  • 神経原性ショック
  • 局所麻酔薬の中毒

などが挙げられます。

これらの症状はかなりまれな例です。
しかし、可能性は否定できないので、念のため覚えておくといいでしょう。

小児歯科で麻酔を打ったときの3つの注意点

もし、お子様に麻酔を使用した際に、気を付けていただきたいことが3点あります。

  1. 食事は麻酔の効果が切れてからとる
  2. 熱いものは飲まない
  3. 必要以上に口元も触らせない

局所麻酔の効果は、通常1~2時間と言われています。
歯科医院で治療を受け終わっても麻酔が効いているため、帰宅後もしっかりと気を付けていただきたいものばかりです。

それぞれの注意点について、詳しく解説していきます。

【注意したいこと①】食事は麻酔の効果が切れてからとる

食事は麻酔の効果が切れてからとるよう、気を付けましょう。
局所麻酔が効いていると、お子様のお口の感覚はほとんどありません。
そんなときに食事をすると、知らないうちに頬の内側や舌、くちびるを噛んでしまう可能性があります。

お口の治療をしてからごはんやおやつを食べる場合は、2時間以上空けるようにしてください。

【注意したいこと②】熱いものは飲まない

麻酔の効果が残ってると、感覚だけでなく、温度・痛みを感じにくくなります。
そのため、熱い飲み物や食事を取ると、知らないうちに火傷する可能性も。

どうしても治療後に飲み物をとりたい場合は、常温のものを選ぶようにしましょう。

【注意したいこと③】必要以上に口元も触らせない

麻酔が効いていると感覚がなくなるというお話をさせていただきました。
そのため、もしお子様が口元を必要以上に触ってしまうと、知らないうちに引っ掻いて傷ができる可能性があります。

麻酔が効いていると気になってしまい、ついつい触ってしまいたくなるので、効果が切れるまでは、お子様を注意して見ていてあげてくださいね

お子様の歯のお悩みは歯科医院へご相談ください

今回は、小児歯科で麻酔を使用するタイミングやメリット・デメリットについてご紹介しました。
麻酔は痛みを和らげる効果が期待できますが、やはり注意しておきたいポイントもあります。

麻酔について気になる点があれば、治療前に歯科医師へ確認すると良いでしょう。
そのほか、お子様の歯のお悩みは、ぜひ当院の小児歯科へご相談ください。

※コラムをご覧いただいた方からのご連絡が増えており、治療が必要な方のお電話が繋がりにくくなっています。

当院での治療を検討していない患者様による、ご質問だけのお電話はお控えください。

タイトルとURLをコピーしました