インプラントで口臭がきつくなる?原因や対策、予防法も解説!

「インプラントをすると口臭がきつくなる」という噂を聞いて、治療をためらっている方もいるのではないでしょうか?

口のトラブルや事故などの理由で歯を失った場合、自然な噛み心地を実現しやすいインプラント治療は選択肢の一つになります。しかし、インプラントをすることによって、口臭がきつくなることへ不安を感じる方もいるでしょう。

そこでこの記事では、

  • そもそもインプラントとは?
  • インプラントで口臭は発生するのか原因と対策
  • 口臭に気付く方法
  • 口臭の予防法

などについて、歯科医が解説します。
インプラントと口臭の関係性について気になる方はぜひ、参考にしてください!

そもそもインプラントとは?

インプラントとは、医療目的で使用される体に埋め込むための、人工の材料や部品の総称です。心臓に入れるペースメーカーや、美容目的で入れるシリコンなどもインプラントの一種となります。

歯科医院で行われるインプラント治療とは、歯を失った箇所に人工の歯根を埋め込んで補う治療法です。

顎の骨に埋め込まれるインプラントの素材は、体に馴染みやすいチタン、もしくはチタン合金という金属が使用されています。

インプラントで口臭は発生するのか

皆さんが気になる、インプラント治療をすることによって、口臭が発生するのかについて、解説します。

結論から言うと、インプラント後に、口臭が気になるようになる可能性はあります。ただし、治療後の口腔内に問題がなければ、特に匂いは出てきません

インプラント後の口臭がきつくなる原因は、歯垢(プラーク)やお口の炎症によるもの。インプラントそのものが悪いというより、お口のケアや生活習慣によるところが大きいです。

インプラントによる口臭の3つの原因と対策

それでは、インプラントによる口臭の原因と、それぞれの対策をご紹介します。
原因として考えられるのは、以下の3つです。

  1. 磨き残し
  2. インプラント周囲炎
  3. インプラントがゆるむ

【原因1 】磨き残し

1つ目の原因は磨き残しです。

インプラントをするとどうしても、インプラントと歯茎の間の溝が深くなり歯垢(プラーク)が溜まりがちです。

歯垢(プラーク)が溜まると細菌が繁殖し、口臭がきつくなる場合があります。

対策としては、歯科医院で正しい歯磨きを教えてもらうことがあげられます。特に磨きにくいインプラントと隣の歯の境目は、しっかり歯ブラシを当ててあげましょう。

丁寧に磨いているつもりでも、小さな段差や隙間に汚れや歯垢(プラーク)が溜まることは多いもの。歯磨きの仕方に偏りがあると、磨き残しをしている部分も出てきます。

また、歯ブラシだけでなく歯間ブラシなどのケアグッズを利用し、より丁寧に歯磨きを行うことも大切ですね。歯間ブラシなどのケアグッズを使用する際は、インプラントを傷つけるものもあるので、専用のものを使いましょう。

▼歯ブラシの選び方について詳しく解説▼
>>【歯ブラシの選び方】普段の歯磨き用におすすめの選び方を年齢別に解説

【原因2】インプラント周囲炎

インプラント周囲炎が口臭の原因になることもあります。インプラント周囲炎とは、インプラントをしている人の歯周病のような病気です。土台を支える歯ぐきが弱っていってしまいます。

インプラント周囲炎は、歯茎の腫れや出血、膿を伴う場合もあり、これが口臭の原因に。口内が清潔に保たれていないと発症しやすい病気です。また、喫煙者はかかりやすくなってしまいます。

自覚症状がないまま進行することもあるので、もし口臭が気になったら歯科医院に相談しましょう。インプラントの寿命を縮めることもあるので、早めに治療することをおすすめします。

【原因3】インプラントがゆるむ

インプラントがゆるみ、雑菌が増殖することにより、口臭の原因となる場合もあります。

顎に埋め込むパーツと、人工の歯のパーツが分かれるタイプのインプラントで起こる現象です。パーツの結合部分が緩むと、そこから唾液が入ったり雑菌が入ったりして匂いが出てきます。

なお、インプラントが緩む原因としては、かみ合わせの悪さが考えられます。

対策としては、人工歯を外してネジを締め直すことや、破損している場合は交換すること。どちらも歯科医院でおこないます。

それでも治らない場合は、作り変える場合もあるでしょう。まずは、歯医者で相談しましょう。

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>>【覚えておこう】インプラントには種類がある?4つの観点から特徴を解説!

口臭に気付く3つの方法

ここまで、原因や対策をご紹介しましたが、自分に口臭があるか気になってきた方もいるのではないしょうか。

ここでは、口臭に気付く3つの方法をご紹介します。

  1. コップや袋を使ってセルフチェック
  2. 第3者によるチェック
  3. 呼吸測定器でチェック

【方法1】コップや袋を使ってセルフチェック

1つ目は、自分でチェックできる方法です。
未使用のビニール袋や清潔なコップやに息を吹き込み、直後に臭いを確認しましょう。

手軽にどこでも行える方法で、誰にも知られず口臭のチェックがしたいという方におすすめです。

【方法2】第3者によるチェック

周りの人の、口臭に対する反応が気になる方は、信頼のおける人にチェックを頼むという手もあります。

口臭が慢性化していると、臭いになれてしまっていて、自分では気付きにくいことがあるのです。

自分では何も感じないけど、口臭があるか気になるなという方は、家族や友人など信頼できる人にチェックをお願いしましょう。

【方法3】口臭測定器でチェック

口臭測定器で口臭レベルをチェックする方法もあります。

家庭用ならば数千円くらいで購入できるものも。手軽なので、つかってみても良いでしょう。

口臭測定器を備えている歯科医院もあります。より正確に測定を行うことができるでしょう。残念ながら当院では採用しておりません。

インプラント後の口臭は定期メンテナンスで予防

インプラント治療後は、定期的にメンテナンスが必要です。目的は、口内の清掃とトラブルの早期発見。

口内を清潔に保つことで、口臭の原因を抑えることができますし、インプラントの寿命を長く保つことにも繋がります。

しっかりと定期メンテナンスを受けて、口臭予防を行いましょう。

▼インプラントのトラブルを解説▼
>>インプラントは虫歯になる?メンテナンス不足で起こるトラブルと定期検診が必要な理由を解説

まずは歯科医院で相談

インプラント治療後でも口内に問題が無ければ、口臭は発生しません。匂いが強くなるのは、お口にトラブルがある証拠です。

治療後の定期メンテナンスで、清潔な口内を保っていれば、口臭が気になることもないでしょう。

インプラントをしたいけど、口臭がきつくなったら嫌だなと考えている人は、まずは気軽に歯科医院にご相談ください。口のトラブルや事故で歯を失ってしまい、インプラントで補いたいと思う方は多いですよね。

ですが、口臭がきつくなるのは嫌だなと不安に感じる人もいるでしょう。
そこでこの記事では、インプラントで口臭は発生するのか、原因と対策、予防法を歯科医が解説します。

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