歯周病になったら抜歯するの?治療の流れや予防法を解説

「歯周病になったら抜歯が必要?」
「できるなら歯を抜きたくない」
「歯周病になるのを防ぎたい」
このような疑問を抱えている方がいるのではないでしょうか。

歯周病が重症化すると、最悪の場合抜歯が必要になることがあります。早めに歯科医院へ行って治療を行い、重症化を防ぎましょう。

この記事では、歯周病と抜歯に関する以下のポイントを解説します。

  • 歯周病が重症化して抜歯が必要な状況
  • 歯周病治療の流れ
  • 予防法

詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

歯周病が重症化すると抜歯が必要な場合がある

歯周病が重症化しても抜歯は極力行わず、歯を保存する治療を進めます。ただ、歯を残すことで周りの骨が溶け、顎の骨に影響を与えたり、噛み合わせに影響が出たりする場合は、抜歯を行うことがあります。

抜歯をしないで治療するためには、早い段階で治療することが重要です。

歯周病が重症化して抜歯が必要な状況

歯周病が重症化して抜歯が必要な状況は、以下の5つです。

  1. 歯周病が重症化して抜歯が必要な状況
  2. 顎の骨が減少している
  3. 歯周病が原因で他の病気を発症している
  4. 噛み合わせに影響が出ている
  5. 歯が割れている

それぞれ解説します。

【状況1】抜歯しなければ歯周病の改善が見込めない

歯周病の改善が見込めない場合は、抜歯を行います。

歯の根と根の間など歯垢や歯石が深いところまでついてしまうと、治療が難しいです。その場合、レントゲンなどをとって歯が保存可能かどうか見極めた上で、抜歯を進めます。

【状況2】顎の骨が減少している

歯周病が原因で顎の骨が溶けてしまうと、抜歯することがあります。

歯周病菌が歯の歯茎の隙間である歯周ポケットに付着することで、歯周病が発症します。歯周病菌が歯を支える歯槽骨まで到達してしまうと、骨が溶けてしまいます。

骨が溶けてしまうと、インプラントなどの治療を行えなくなる、義歯の安定が悪くなるなどの大きな問題が起こりますので、重症化する前に治療を行いましょう。

【状況3】歯周病が原因で他の病気を発症している

歯周病菌が体内に悪影響を及ぼしている場合、抜歯を行うことがあります。

歯周病が歯性上顎洞炎や誤嚥性肺炎などの別の病気を引き起こした場合、病気の治療と並行して歯周病の治療が必要です。歯周病が重症化している場合は抜歯が必要になることがあるます。

【状況4】噛み合わせに影響が出ている

歯がぐらついて噛み合わせが悪くなる場合は抜歯することがあります。痛みが出ていたり、骨が溶けていたりするので、抜歯した上で歯周病の治療を進めます。

骨が残っている場合は、インプラントなどで歯を入れられるので、重症化する前に治療を行いましょう。

【状況5】歯が割れている

歯が割れている場合は、抜歯をして治療を行います。

歯が割れていると、痛みや膿が出る原因になります。自然に治癒することはないので、痛みがひどくなったり、歯茎を傷つけたりする前に治療を行いましょう。

抜歯するまでの歯周病治療の流れ

抜歯するまでの歯周病治療の流れは以下の3つです。

  • ブラッシング指導
  • 歯垢・歯石を除去する
  • 外科手術

それぞれ解説します。

【流れ1】ブラッシング指導

ブラッシング指導を受け、歯垢を取り除く治療を行います。

歯科医師や歯科衛生士から歯磨きのやり方を教えてもらいます。正しいブラッシング方法で磨くことで歯垢が残りにくくなり、歯周病の症状を改善可能です。

軽症の場合はブラッシング指導だけで治療が済みます。歯周病かなと思ったら早い段階で歯科医院にいきましょう。

【流れ2】歯垢・歯石を除去する

歯周病が進行していてブラッシン指導だけでは改善されない場合、歯周ポケットから歯垢・歯石を取り除く治療を行います。

超音波を使って歯垢を取るスケーリングや、歯根を滑らかにするルートプレーニングを行って歯垢を除去します。歯周ポケットが改善されて、3mm程度になれば治療終了です。

歯垢・歯石を除去する段階では、抜歯は行いません

【流れ3】外科手術

重症化していて回復が見込めない場合は、外科的な処置を行います。歯茎を切開し、歯垢や歯石を取り除いたり、重症化した歯肉を取り除いたりすることで、歯周病を改善します。

基本的には歯を保存する治療を進めますが、歯を残すことで周りの骨が溶け、顎の骨に影響を与えたり、噛み合わせに影響が出たりする場合は、抜歯を検討することがあるでしょう。

抜歯にならないように早めに歯周病治療を開始することが大切です。

抜歯にならないように歯周病を予防する方法4選

抜歯にならないように歯周病を予防する方法は以下の4つです。

  1. 歯磨きを丁寧に行う
  2. デンタルグッズを使用して歯垢を取り除く
  3. 生活習慣を見直す
  4. 定期的に歯科医院へいきクリーニングを行う

それぞれ解説します。

【予防法1】歯磨きを丁寧に行う

毎日の歯磨きを丁寧に行い、歯垢を取り除きましょう。以下のポイントを意識することで、しっかりと歯磨きができます。

  • 食後に10分以上かけて磨く
  • 正しいブラッシング方法で磨く
  • 自分にあった歯ブラシを使う

毎回丁寧に磨くのが難しいのであれば、夜だけでも時間をかけてブラッシングしましょう。寝ている間は唾液の分泌量が減り、口内に細菌が増えやすくなります。しっかり磨いて歯垢を取り除くことで、歯周病を予防できます。

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【予防法2】デンタルグッズを使用して歯垢を取り除く

デンタルグッズを使って歯垢を除去しましょう。

歯間ブラシやフロスを使うことで、歯ブラシでは届きにくい部分の歯垢を取り除くことができます。コンビニや薬局で購入し、歯磨き後に使ってみましょう。

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【予防法3】生活習慣を見直す

生活習慣を見直してストレスを減らしましょう。免疫力が落ちてしまうと、歯周病が悪化しやすいです。

睡眠時間を確保した上で、お風呂に入ったり、趣味の時間をとったりしてリラックスする時間ととりましょう。

【予防法4】定期的に歯科医院へいきクリーニングを行う

歯科医院へ定期検診に行く、口内のクリーニングを行いましょう。

歯科医院で診てもらうことで、歯垢が取れているか確認できます。歯磨きがうまくできているかは自分では気づきにくいので、専門家に診てもらって確認しましょう。また、早期に発見できれば重症化を防げます。

歯垢の除去もできるので、3ヶ月に1回くらいのペースで通うようにしましょう。

まとめ

この記事では、歯周病と抜歯に関する以下のポイントを解説しました。

  • 歯周病が重症化して抜歯が必要な状況
  • 歯周病治療の流れ
  • 予防法

歯周病が重症化した場合、基本的には歯を保存する治療を進めます。ただ、歯を残すことで骨が溶けるなどの症状が出る場合は、抜歯が必要になることがあります。なるべく軽症の状態で治療を開始しましょう。

歯科医院へ定期検診に行くことで、重症化する前に治療を始められます。抜歯を防ぐために、3ヶ月に1回くらいのペースで定期検診を受けるようにしましょう。

※コラムをご覧いただいた方からのご連絡が増えており、治療が必要な方のお電話が繋がりにくくなっています。当院での治療を検討していない患者様による、ご質問だけのお電話はお控えください。

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