歯周病と歯槽膿漏の違いって?治療法や予防法を解説!

「歯槽膿漏って何?」
「歯槽膿漏と歯周病の違いが知りたい」
「歯槽膿漏にならない方法ってあるの?」
このような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

歯槽膿漏は歯周病がもっとも進行した状態です。出血や口臭も目立ってくるので、早急に治療が必要です。重症化して歯を失うことがないように、歯科医院に起こしください。

この記事では、歯槽膿漏に関する以下のポイントを解説しています。

  • 歯周病と歯槽膿漏の違い
  • 歯槽膿漏の原因
  • 治療法
  • 予防法

詳しく解説するので、参考にしてください。

歯周病と歯槽膿漏の違いって?

歯槽膿漏は歯周病が進行した状態です。この章では歯周病と歯槽膿漏について解説します。

自分が歯周病になっていないか確認する際の参考にしてください。

歯周病とは

歯周病は、細菌感染によって歯茎に炎症が起きている状態の総称です

段階によって、以下の症状名で呼ばれます。

  1. 歯肉炎
  2. 歯周炎
  3. 歯槽膿漏

軽症のうちは、歯垢を取り除くことで症状が改善します。しかし、悪化してしまうと外科手術などの大掛かりな治療が必要です。

歯槽膿漏とは

歯槽膿漏は、歯周病がもっとも進行した状態です。

歯周ポケットが6mm以上になり、歯槽骨は半分以上溶けています。また、以下のような症状があらわれます。

  • 歯茎が腫れる
  • 刺激を与えなくても歯茎から出血する
  • 膿が出る
  • 口臭がひどい
  • 歯がぐらつく

悪化すると治療に時間がかかります。歯を残すことが難しく、他の病気を引き起こしますので、早期に治療を始めましょう。

歯槽膿漏の原因4選

歯槽膿漏の原因は以下の4つです。

  1. 歯垢が取れていない
  2. 口内環境が悪い
  3. 生活習慣が乱れている
  4. 治療せず放置している

それぞれ解説します。

【原因1】歯垢が取れていない

歯垢が取れていないと歯周病になり、歯槽膿漏を引き起こします。歯垢は口内細菌の塊です。細菌に感染し炎症が起きると歯周病になります。

歯磨きをしなかったり、ブラッシングがうまくなかったりして、歯垢が残っていることが原因になります。

【原因2】口内環境が悪い

口内環境が悪いと、歯周病が悪化して歯槽膿漏を引き起こします。

口が空いていると口内が乾燥して唾液の分泌量が減るので、歯周病菌から守りにくくなります。また、歯並びが悪いと歯磨きがしにくく、歯垢が残りやすいです。

生まれつき歯並びが悪いなど、遺伝が原因で口内環境が悪くなりやすい人もいます。

【原因3】生活習慣が乱れている

生活習慣が乱れていると歯周病になりやすいです。

寝不足や不規則な生活を続けていると免疫力が弱まり、細菌感染が起きやすいです。また、ストレスが溜まっている場合も歯周病が悪化します。

生活習慣の乱れは、体調不良だけでなく歯周病にも影響します。

【原因4】治療せず放置している

歯周病を治療せずに放置すると、歯槽膿漏になります。

歯周病が初期段階であれば治療が比較的に簡単に済みます。ただ、放置して重症化している状態の歯槽膿漏は、治療が難しいです。

重症化する前に歯科医院にいき、早めに治療を開始しましょう。

重度の歯周病である歯槽膿漏の治療法

歯槽膿漏の治療法は以下の2つです。

  1. 歯垢・歯石を除去する
  2. 外科手術

それぞれ解説します。

【治療法1】歯垢・歯石を除去する

歯槽膿漏になった場合、歯周ポケットから歯垢・歯石を除去します

歯周ポケットが改善され、3mm程度になれば回復に進みます。しかし、重症化していると、歯垢・歯石を取り除いただけでは改善できません。

元の状態に戻すためには、外科的な処置が必要です。

【治療法2】外科手術

歯槽膿漏は重症化していて回復が見込めない場合は、外科的な処置を行います。

手術では歯茎を切開し、歯垢や歯石を取り除きます。重症化している歯肉があれば除去し、歯肉を元の状態に戻す治療を行います。

症状がひどい場合、骨を再生する治療をすることもあります。

歯槽膿漏を始めとした歯周病を予防する方法4選

歯周病を予防する方法は以下の4つです。

  1. 歯磨きを丁寧に行う
  2. デンタルグッズを使用して歯垢を取り除く
  3. 生活習慣を見直す
  4. 定期的に歯科医院へいきクリーニングを行う

それぞれ解説します。

【予防法1】歯磨きを丁寧に行う

毎日の歯磨きを丁寧に行うことで、歯周病を予防できます。

正しいブラッシング方法で磨くように心がけましょう。毎食後に10分以上磨くことで、歯垢をしっかり落とせます。

▼歯磨きの時間について知りたい方はこちら▼
1回の歯磨きの時間は10分以上必要!正しいブラッシングや意識することを解説

【予防法2】デンタルグッズを使用して歯垢を取り除く

デンタルグッズを使用することで、歯槽膿漏を防げます。

歯間ブラシやデンタルフロスを使うと、歯ブラシでは届きにくい場所の歯垢を除去できます。薬局やコンビニで簡単に変えるので、歯磨き後に使いましょう。

▼フロスと歯間ブラシについて知りたい方はこちら▼
フロスと歯間ブラシは両方使うべき?特徴や使い方を解説

【予防法3】生活習慣を見直す

生活習慣を見直して健康的な生活を送ると、歯周病を防げます。

以下のような生活を送ることで、抵抗力を高めて細菌感染を予防できます。

  • 睡眠をしっかりとる
  • 健康的な食事をとる
  • リラックスする

習慣を少しずつ変え、健康的な生活を送りましょう。

【予防法4】定期的に歯科医院へいきクリーニングを行う

歯科医院へ定期検診に行き、歯周病の進行を防ぎましょう。

定期検診に行くことで、歯周病が悪化する前に治療を行うことができます。軽症のうちに治療を行えば、比較的早く治療を終わらせられます。

3ヶ月に一度くらいのペースで通い、口内状態を確認してもらいましょう。

まとめ

この記事では、歯槽膿漏に関する以下のポイントを解説しました。

  • 歯周病と歯槽膿漏の違い
  • 歯槽膿漏の原因
  • 治療法
  • 予防法

歯周病が重症化して歯槽膿漏になると、口臭がひどかったり、歯がぐらついたりするなどの悪影響があります。放置してしまうと歯を失う原因になるため、重症化する前に治療を行いましょう。

歯科医院へ定期検診に行くことで、重症化する前に治療を始められます。3ヶ月に一度くらいのペースで定期検診を受けるようにしましょう。

※コラムをご覧いただいた方からのご連絡が増えており、治療が必要な方のお電話が繋がりにくくなっています。当院での治療を検討していない患者様による、ご質問だけのお電話はお控えください。

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