ホワイトニングで歯や歯茎が痛いと感じる6つの原因と対処法を解説

ホワイトニング中に歯が痛くなると、このまま続けていいか不安になりますよね。歯を傷つけているんだろうか、原因は何なのかといった疑問もあるでしょう。
また、その日は耐えられても、明日からはどうしようか迷っている最中の方もいると思います。

結論から言うと、ホワイトニングの薬剤はしみるもの。ある程度の痛みは通常でも起こりえます。ただし、長期間痛みが続いている場合は要注意です。

今回はホワイトニングで歯が痛む時に気になる以下のポイントを解説。

  • 痛みの原因
  • 対処法・応急対処法
  • 痛みが出ないように気をつけたいこと

詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

歯や歯茎に異常があるとホワイトニング中に痛いことがあるので注意

ホワイトニングに使用するホワイトニングジェルは濃度が高いので、薬液自体にしみやすいという性質があります。そのため、痛みがあるから即座に危険というわけではありません。

しかし、歯や歯茎に何か異常があると、ホワイトニング中に強い痛みを感じることがあります。
特に、自宅で行うホームホワイトニングでは、ホワイトニングジェルを口内に長い時間入れっぱなしするので、しみることが多くなります。

我慢できない痛みがある場合は治療をすぐに中止して様子をみましょう。痛みが引かない場合は歯科医院に相談する必要があります。

ホワイトニングで歯が痛いと感じる6つの原因

繰り返しになりますが、ホワイトニングに使用するホワイトニングジェルは濃度が高いので、薬液自体はしみやすいもの。ただし、この薬剤を使う際に以下の6つの要因が重なると、痛みを感じやすくなります。

  1. 虫歯がある
  2. 薬剤が歯茎に触れている
  3. 知覚過敏
  4. ホワイトニングジェルの濃度が濃い
  5. 歯に損傷がある
  6. 歯周病

詳しく解説します。

【原因1】虫歯がある

虫歯があると、ホワイトニングの際に痛みが出ることがあります。虫歯菌によって、歯に穴が空き、神経や象牙質に薬剤が直接触れてしまうことが原因です。

ホワイトニングする際には先に虫歯の治療を済ませておく必要があります。詳しくは別記事でまとめていますので、参考にしてください。

▼ホワイトニング前に虫歯を治療することについて知りたい方はこちら▼
>>虫歯があるけどホワイトニングってしていいの?注意するべきポイントを解説

【原因2】薬剤が歯茎に触れている

ホワイトニングジェルなどの薬剤は強力なので、歯茎などの粘膜に触れると痛みが出ることがあります。
余分な量を拭き取って、最低限必要な分だけ使うようにしましょう。

▼ホワイトニングに使うジェルについて詳しく解説▼
>>ホワイトニングジェルってなに?効果やメリット・デメリット使い方を徹底解説

【原因3】知覚過敏

知覚過敏になってしまうと、歯に痛みが出てしまうことがあります。ホワイトニングを行うと、歯の表面を覆うペリクル層が剥がれるので、一時的に知覚過敏になりやすくなってしまいます。

刺激物や熱いものを食べるとしみやすくなってしまうので、ホワイトニング後は控えるようにしましょう。

【原因4】ホワイトニングジェルの濃度が強い

ホワイトニングジェルは、漂白するために高濃度になっています。強力な薬品なので、歯の表面のエナメル質が薄くなっていると、内側の象牙質と近くなってしまい、しみてしまうことがあります。

【原因5】歯に損傷がある

歯にヒビが入っていたり、詰め物が取れていたりすると、象牙質まで薬剤が達してしまうので、痛みが出てしまいます。
歯に損傷が出来てしまったらホワイトニングは控え、歯科医院にご相談ください。

【原因6】歯周病

歯周病がある場合も要注意です。
歯茎に炎症が起きていたり、歯茎が下がっていて象牙質がむき出しになっていたりすると、薬剤がしみて痛みが出てしまいます。

▼根幹治療の詳細はこちら▼
>>歯周病の原因とは?症状や治療方法、予防法まで徹底解説

ホームホワイトニングで痛みが出たときの対処法

ホームホワイトニングで痛みが出た時の対処法を紹介します。
痛みが出たらまずはホワイトニングを中止してください。その後、どれくらい痛みが続くかで、対処法は変わります。ぜひ参考にしてください。

【対処法1】24時間程度痛みがある時は回復を待つ

ホワイトニングを中止して、痛みが回復するのを待ちます。ホワイトニングをした場合、歯の表面にあるペリクル層によって分解され、知覚過敏のような症状を引き起こすことが多いです。

ペリクル層は24時間ほどで再生します。ホワイトニングを休んで回復を待ち、痛みが無くなったら再開しましょう。

【対処法2】痛みが長期に続く場合は歯科医院へ

ホワイトニングを中止しても24時間以上痛みが続く場合、歯の神経が炎症を起こしている可能性があります。
この場合は治療をする必要があるので、歯科医院で相談して治療しましょう。

ホワイトニングで歯や歯茎が痛いと感じる時の応急対処法4選

ホームホワイトニング中に痛みが出た場合の対処法を紹介します。まずはホワイトニングを中止し、以下の4つの方法を試しましょう。

  1. 口内を清潔にして安静にする
  2. 刺激物や熱いもの、冷たいものを避ける
  3. 必要があれば鎮痛剤を飲む
  4. 市販薬で歯をコーティングする

詳しく解説します。

【応急対処法1】口内を清潔にして安静にする

口内にジェルなどが残らないようにしっかりと落とし、安静にします
うがいや歯磨きをして、薬品が残らないようにしましょう。

【応急対処法2】刺激物や熱いもの、冷たいものを避ける

刺激物や熱いもの、冷たいものを食べるのを控えましょう。
ホワイトニング後は知覚過敏になりやすいので、なるべく刺激になるものは避けるようにしましょう。

【応急対処法3】必要があれば鎮痛剤を飲む

痛みを抑えるために、鎮痛剤を飲むのも1つの手です。ロキソニンなどは市販でも手に入るので、服用してみても良いですね。

ただ、痛みを抑えているだけで、歯に起きている異常が解決しているわけではないので、注意が必要です。

【応急対処法4】市販薬で歯をコーティングする

市販薬で歯をコーティングして、対処することもできます。
フッ素で再石灰化を促進し、ホワイトニングで減ってしまった歯のエナメル質を回復させることが可能です。
また、知覚過敏用の歯磨き粉にはカリウムイオンが入っており、知覚過敏を抑える効果がありますので、使ってみましょう。

ホワイトニングで歯や歯茎が痛いと感じないように気をつけたい4つのこと

ホワイトニングで歯や歯茎に痛みを感じないように、気をつけたいことを紹介します。
気をつけたいのは以下の4つ。

  1. 虫歯は早めに治療する
  2. 歯磨きをしっかりして歯周病を防ぐ
  3. 知覚過敏のケアをする
  4. 歯科医院へ定期検診にいく

詳しく解説します。

【気をつけたいこと1】虫歯は早めに治療する

虫歯は早めに治療したいですね。

虫歯が進行してしまうと、詰め物や被せ物をする必要があり、ホワイトニングに影響が出てしまいます。

また、神経が死んでしまうと通常のホワイトニング治療ができなくなってしまいます。

早期治療を心がけましょう。

虫歯治療の詳細については他の記事でまとめていますので、参考にしてください。

▼虫歯治療の詳細はこちら▼
>>【早期治療がカギ】虫歯には段階がある?進行状況別に治療内容を紹介

【気をつけたいこと2】歯磨きをしっかりして歯周病を防ぐ

歯磨きを丁寧に行って歯垢をしっかり取り除き、歯周病を防ぎましょう。

歯周病は普段の歯磨きを正しい方法で行うことで、ある程度防ぐことができます。
正しい歯磨きの方法が分からない方は、歯科医院で相談してみても良いと思います。

また、良い歯ブラシの選び方について別記事でまとめていますので、参考にしてください。

▼良い歯ブラシの選び方についてはこちら▼
>>【歯ブラシの選び方】普段の歯磨き用におすすめの選び方を年齢別に解説

【気をつけたいこと3】知覚過敏のケアをする

知覚過敏のケアを行いましょう。

知覚過敏用の歯磨き粉を使うことがおすすめです。硝酸カリウムが配合されており、歯の神経の過敏反応を抑えることができるので、痛みが出にくくなります。

また、フッ素ジェルを使うのもおすすめ。エナメル質を強くする効果があるので、象牙質まで刺激が伝達するのを防ぐことができます。

フッ素については別記事でまとめていますので、参考にしてみてください。

▼フッ素の詳細はこちら▼
>>【生え変わりの時期のお子様に】フッ素塗布の効果と安全性を徹底解説

【気をつけたいこと4】歯科医院へ定期検診に行く

歯科医院へ定期的に行くようにしましょう。

歯の異常は自分では気づきにくいです。3ヶ月に1度くらいのペースで診てもらうと、何か異常があった際も早期発見ができるのでおすすめです。

ホワイトニングで歯に痛みが出る際は歯科医院で診てもらいましょう

この記事では、ホワイトニングで歯が痛む時に気になる以下のポイントを解説しました。

  • 痛みの原因
  • 対処法・応急対処法
  • 痛みが出ないように気をつけたいこと

痛みが出る場合、歯や歯茎に異常がある場合が多いです。もし24時間以上痛みが続く場合は歯科医院で診てもらいましょう。

日々のケアを丁寧に行うことで、痛みが出ることを予防することができます。何に気をつけるべきかなども、歯科医院で相談できるので、ホワイトニング を行う際は相談しておくことをおすすめします。

当院のホワイトニングもぜひご利用ください。

※コラムをご覧いただいた方からのご連絡が増えており、治療が必要な方のお電話が繋がりにくくなっています。

当院での治療を検討していない患者様による、ご質問だけのお電話はお控えください。

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