【早めの治療が重要】歯周病が治らない理由6選!予防・改善方法も解説

皆さんこんにちは。
むかえ歯科・小児歯科です。

今回は歯周病が治らないと言われている理由について解説します。

歯周病は、歯茎が炎症を起こす病気です。放置してしまえば、歯を失う危険性があります。しかし「一度歯周病になってしまえば治らないのでは」と考えている方もいるでしょう。

結論からお伝えすると、歯周病は歯科医院での治療を受けることで改善する可能性があります。この記事では、歯周病が治らないと言われている理由を6点紹介します。

予防・改善方法も併せて解説するので、歯周病について不安を抱いている方はぜひご一読ください。

歯周病が治らない6つの理由

「歯周病になってしまえば治らない」と聞いたことがある方は多いでしょう。本章では、その理由について詳しく解説します。

歯周病が治らないと言われている理由は、以下6点です。

  1. 歯垢や歯石が残っている
  2. 生活習慣が乱れている
  3. 噛み合わせ・歯並びが悪い
  4. 歯ぎしりやくいしばりの癖がある
  5. 糖尿病をわずらっている

ひとつずつ解説します。

【歯周病が治らない理由1】歯垢や歯石が残っている

歯周病の原因は、歯垢や歯石です。口内にこれらが残っていることで、症状が進行します。

歯垢や歯石は歯の表面だけにつくわけではありません。「歯周ポケット」と呼ばれる歯と歯茎の間にも残っている可能性があります。

歯石は自力で除去することは難しいです。そのたため、歯科医院での治療を受けましょう。歯石を除去することで、虫歯や口臭予防の効果が期待できます。

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【歯周病が治らない理由2】生活習慣が乱れている

歯周病は細菌による病気です。そのため生活習慣が乱れていれば免疫が落ち、症状が進行します。

夜ふかしや偏食などを避ける必要があります。また、身近な習慣で言えば食生活も上げられるでしょう。糖が多く含まれるお菓子やジュースを摂取しすぎると歯垢が増えやすくなります。

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【歯周病が治らない理由3】噛み合わせ・歯並びが悪い

一見関係のないように思えますが、噛み合わせや歯並びは歯周病と関わりがあります。

例えば、噛み合わせの不具合による「咬合性外傷」ができれば、傷口に細菌が付着しやすくなります。歯周病菌が繁殖した結果、骨の吸収が始まります。

加えて、歯並びが悪ければ歯磨きが難しくなり、歯垢を除去しにくくなります。結果、歯周病が進行しやすくなります。

噛み合わせ・歯並びは放置することで、全身に影響を及ぼす危険性があります。そのため、歯科医院へ行き早めの治療が必要です。

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【歯周病が治らない理由4】歯ぎしりやくいしばりの癖がある

歯ぎしりやくいしばりは歯周病の進行を進める要因です。大きな力が持続的にかかり、歯茎に負担がかかるためです。

歯ぎしりは自分の体重の2倍〜5倍の力がかかるため、歯がすり減る危険性があります。就寝時の歯ぎしりが気になる方は、早めに歯科医院へ行き「ナイトガード」と呼ばれるマウスピースを作ってもらいましょう

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【歯周病が治らない理由5】糖尿病をわずらっている

糖尿病になれば、細菌に対する抵抗力や組織の修復力が低下します。加えて、お口の中が乾燥するため、歯周病を悪化させます。

糖尿病患者の場合、健康な方と比べると歯周病に2倍以上かかりやすくなると言われています。

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【歯周病が治らない理由6】歯周病がかなり進行している

歯周病は知らないうちに進行している病気です。気づいたときには重症化している場合があります。

症状があまりにも進んでいれば、治療効果が見込まれないことがあります。その結果、抜歯する可能性があります。

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歯周病は歯科医院での治療を受けることで治る可能性がある

冒頭でもお伝えしましたが、歯周病は歯科医院での治療を受けることで治る可能性があります。

そもそも歯周病の「治る」定義は、歯茎が引き締まり、再発しないことです。歯周病が進行すると歯茎が下がり、歯周ポケットの溝が深くなります。歯科医院で治療を受けることで、歯周病の進行を抑えられる可能性があります。次章では歯周病の治療法を解説します。

しかし、歯周病によって下がった歯茎はもとに戻りません。そのため、日頃からお口の健康を保つことが重要です。

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歯周病の2つの治療方法

歯周病になった場合は、歯科医院で早めの治療を受けましょう。放置することで症状が悪化し、治療がおこなえない可能性があります。

歯周病の主な治療法は、下記2点です。

  1. 基本治療
  2. 外科治療

順番に解説します。

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>>歯周病治療の流れや期間を4ステップで解説【治療後も注意】

【歯周病の治療1】基本治療

歯周病の基本治療では、病気の原因である歯垢・歯石の除去をおこないます。「スケーリング」と呼ばれる、歯の表面や根の表面の歯垢歯石を器械で取除く治療をします。

歯がグラグラする場合は、歯を削るなどして噛み合わせの調整をおこないます。

基本治療により、歯周ポケットの深さが2~3mmを維持できれば定期健診に移行します。

【歯周病の治療2】外科治療

基本治療によって歯周ポケットの深さが改善されないときは、外科治療をおこないます。特殊な材料を用いて、部分的に失われた骨を再生させる手術です。

外科治療では、歯茎を切り開いて歯石を取る処置もおこないます。

歯周病を予防・改善する3つの方法

歯周病は歯科医院の治療を受けることで治る可能性があります。しかし、下がった歯茎は元に戻らないため、日頃から口内の健康に気を付けることが重要です。

この章では、歯周病を予防する方法を3点紹介します。

  1. 毎日の歯磨きを徹底する
  2. 生活習慣を整える
  3. 定期的に歯科医院で検診を受ける

ひとつずつ解説しましょう。

【歯周病の予防・改善方法1】毎日の歯磨きを徹底する

繰り返しになりますが、歯周病になる原因は歯垢が残ってしまうことです。そのため、毎日3回の歯磨きを心がけましょう。

就寝前は10分間を目安に、念入りなブラッシングおこないましょう。就寝中は唾液量が少なくなり、口内の細菌が繁殖しやすいためです。

日々の歯磨きと併せて、歯間ブラシやデンタルフロスを活用しましょう。歯と歯の間の歯垢を除去できるため、歯周病や虫歯予防に効果が期待できます。

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【歯周病の予防・改善方法2】生活習慣を整える

生活習慣を整えることで、歯周病の予防効果が期待できます。免疫力が落ちてしまうことで、口内トラブルが起こりやすいとされています。

特に下記項目は、注意して生活しましょう。

  • 疲れやストレス
  • 食生活
  • 飲酒・喫煙

生活習慣を整えることは、お口だけでなく体や心の健康を保つことにもつながるでしょう。

【歯周病の予防・改善方法3】定期的に歯科医院で検診を受ける

歯科医院で定期健診を受け、お口の状態を確認しましょう。クリーニングを受けたり歯石除去したりすることで、歯周病の予防につながります。

目安としては、3ヶ月に1回のペースで歯科医院の検診を受けましょう。お口の異常がない状態でも定期的な検診が重要です。

歯周病は歯科医院で早めの治療を受けましょう

歯周病は「治らない」と思われている病気ですが、歯科医院の治療によって治る可能性があります。しかし、症状があまりにも進行すれば、抜歯する場合があります。歯周病が気になる方は、早めに歯科医院へ行き治療を受けましょう。

歯周病には治療も必要ですが、そもそもならないために予防をおこなうことが重要です。日々の口内ケアを念入りにしたり、歯科医院で定期的な検診を受けたりしましょう。

※コラムをご覧いただいた方からのご連絡が増えており、治療が必要な方のお電話が繋がりにくくなっています。当院での治療を検討していない患者様による、ご質問だけのお電話はお控えください。

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